ジョシュア・ベッカー「より少ない生き方」読了。
より少ない生き方
ものを手放して豊かになる
著者:ジョシュア・ベッカー
<この本を選んだ理由>
最近ミニマリストという考え方に興味が湧いていたので、有名らしいこちらを。
少し前に服をゴミ袋5袋分処分してかなりすっきりしたので、この勢いでもっと断捨離したいなーと思っていました。
<本の内容>
よくミニマリストと聞くと、質素で貧乏な生活をイメージしがちですが、物を減らすというのはより豊かに生きることができる、ということを書かれています。
物欲はどんな人にもあると思いますが、物を購入することで本当に幸せになるのか?と聞かれると、生活に不要なものを買って後悔することもたくさんあるわけで。
ってことは、物を買うことで幸せが遠ざかるってことは逆に物を買わないことで幸せに自由に暮らせる。
だから、断捨離の仕方についても解説がありますが、物を減らして終わり。じゃなくて、減らしてどうしたいのか?てなことまで考えることができる内容になっています。
<印象に残った章>
「第5章 自分の中にある「欲しい」という気持ちを探る」
物欲が湧く瞬間は、例えば友達がみんな持ってるから、流行ってるから、人気だから、、って結局全部まわりに流されてるだけだから、自分の基準をちゃんと自分で決めていかないといけないなって思いました。
あと、物を買う以外で自分も満たすものって、人とのつながりが大切ってのも印象的でした。ミニマリストは、「与える」ことで満足感を得ることができる。だから寄付とかボランティアとかもできるんだなって・・・わたしにできるかな。とか思ってしまった。だって給料入って真っ先に寄付しようって、普通思わないじゃないですか。仮にお金が余ったらそういう気持ちも出てくるかもしれないけど。そこが、すごいなって。
<感想>
ミニマリストって、単に物を減らすことに意味を持つんじゃないっていうところが一番いいな、わたしもなりたいな、と思わせてくれました。
物が少ないからこそ、ちょっとしたゴミが目に入るから部屋が散らかることはないし、掃除も楽。そして今あるものが自分が必要なものだって気付けるし、大切にできる。
ただ、ミニマリストになることは簡単なことではないってことも感じました。
たとえば服だったら、もちろん少ないのはいいことだけどじゃあ何着が適量なのか?と聞かれると答えは人によって変わってくるから、その見極めは最初は間違えてしまうと思うんですね。でも時間をかけてでも見つけていくことは意味があるし、それはライフスタイルの変化によっても変わってくるから、定期的に精査は必要になる、だから断捨離は一度きりの話じゃなくて、一生続く考え方のことなんだっていうのがすごいしっくりきました。
<これからやりたいこと>
とりあえず一番目に入る自室の机の上から片付けることにしました。
すっきりすることで気持ちも落ち着いて、作業にも集中することができるなーと感じました。
まだまだ物はたくさんありますが、できるところから始めて、いずれはミニマリスト並みに物を減らしたいです。
あとブログをもう一つ開設しました。
そこでは大好きな()お金とか考え方とかの話を書きたくて。
あと、この本を読んで一番重要だと思った「物を減らして何がしたい?」という問いに対しては、一人暮らしをしたい!という目標を見つけました。
ずっとやりたいと思いつつ、お金がもったいないからと今まで実家暮らしをしているのですが、そろそろ自立したくて。
でも、そんなすぐにできる自信もないので、2年後くらいまで独身だったら独り立ちできるように、少しずつ準備をしていきます。
なので、一人暮らしできるようになるまで、支出を抑えつつ、低収入でも目標が達成できるようにコツコツがんばっていこうという姿をブログに残していこうと考えています。