20代後半からの読書感想文

これまでまともに本を読んでこなかったからこれからがんばる

ミニマリストエリサ「トランクひとつのモノで暮らす」読了。

 

魔法使いのシンプルライフ

トランクひとつのモノで暮らす

作者:エリサ

 

 

<この本を選んだ理由>

昨日ミニマリストの本について感想を書きましたが、一緒にこちらも購入していました。

最近youtubeでも活躍されている方です。

お部屋が白を基調としたキレイなインテリアで、どんなモノをどんな基準で選んでいるんだろう?というところに興味がありました。

 

<本の内容>

タイトルが「トランクひとつのモノで暮らす」だったので、過去にトランクひとつでいろんな世界を旅してまわってホテルに泊まって家を持たない生活をされていたのかな?みたいなことが書かれている本と思っていたのですが、そういうわけではなかったです。

いまの北海道での家の暮らしで使われているモノについての考えやテクニックも書かれています。

 

<印象に残った章>

「第3章 ミニマルな生活に欠かせないサービスとモノ」

この中に「白」について書かれていて、とても面白いなと思いました。

白にはいろんな効果があって、部屋も広く見えて明るい印象になるっていうイメージは持っていてわたしも好きな色です。

でも、「消極的な白」もある、ということが書かれていて、どういうことなんだろう?と思ったら、

例えば歯磨き粉のデザインがゴチャついて見えたから白テープで隠してしまうことでスッキリした、ってなことをされていて。

こういうのって、エリサさんが大切にしているシンプルライフにつながっているんだなあと感じて、なるほど、と思いました。

確かに白って存在感を消せる色、って考えると、それだけですっきりした空間も演出できますもんね。

 

<感想>

ミニマリストって、探せば世界中にたくさんいらっしゃると思いますが、どちらかというと男性の比率のほうが多いのかな?と勝手に思っているので、女性目線での考え方は貴重だと思います。

その中でエリサさんは、モノとの付き合い方を大切にしている方だなと思いました。

ひとつひとつのモノを、数というよりかなり厳選して選び抜かているんだなと。

例えば、服だったら、スティーブ・ジョブズみたいな同じ服装を3着で着まわす、とかじゃなくて、ちゃんとおしゃれも楽しみつつ、流行も抑えつつ、でも一番自分が輝けるファッションコーディネートが組めるようなワードロープを作っている。

もし今持っている服があっても、それよりより良い服を見つけたら、どんどん取り替えていく。

自分にとって大切だとわかっているからできることだと思います。

 

<生かしていきたいこと>

最後の章に、実際に行動に移すための具体的な方法が書かれています。

まずは、服からですね。この間ゴミ袋5袋分リサイクルショップに持っていったのでかなり減りましたが、先日うっかりネットショッピングをしてしまいました。。

まだ届いていないけれど、届いたら持っている服のすべてを把握するところから始めようと思います。

そして、断捨離するときはなんで断捨離しようと思ったんだろう?と考えて、ヨレヨレになったからなのか、他に似たものを持ちすぎていたから一番の服と感じなくなったのか・・・考えることで、これからのショッピングの失敗を防ぐきっかけになると思います。

まだまだミニマリストへの道は長いなあ。。。

 

トランクひとつのモノで暮らす

トランクひとつのモノで暮らす